小児期によく見られる病気・症状
- 風邪
- 腹痛
- 下痢
- 嘔吐
など
風邪
鼻や喉などの上気道にウイルスや細菌が侵入して引き起こされる炎症性の病気です。症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、咳、のどの痛み、発熱、痰などがあり、冬のみならず、一年中、起こります。通常は1週間ほどで症状は軽くなり、本人の免疫力で自然に治ります。症状が強かったり、長引いたりする場合は当クリニックを受診してください。
腹痛
お子様が訴える症状のうち、なんと言っても多いのが腹痛です。ただし、「おなかが痛い」と訴えていても、実際には胃腸の病変ではない場合も少なくありません。そのため、発熱や他の症状を併発していないかを観察することが大切です。
腹痛の原因は風邪、感染性胃腸炎、便秘などが多いのですが、消化器以外にも、肺炎などの呼吸器疾患、腎尿路の疾患、食物アレルギーなど、さまざまな原因から腹痛を訴えることがあります。腹痛を起こす病気の中には緊急を要するものもありますので、原因のはっきりしない腹痛の場合は、早めにご相談ください。
下痢
乳児は胃腸の機能が不安定なので、よく下痢をします。いつもと変わらずにミルクを飲み、機嫌が良いようでしたら、それほど心配はいりません。ただし、下痢が治まらず、ぐったりとして元気が無いようなケースでは脱水症が疑われます。その場合は、少しずつ水分補給をしてあげてください。それでも改善しないときは点滴による水分補給が必要ですので、早めにご相談ください。
嘔吐
乳幼児は、特段の胃腸の障害がないときでも、ちょっとした刺激で嘔吐することがよくあります。吐いた後もふだんと変わらず、けろっとしているようなら、そのまま様子を見ていれば大丈夫なケースが大半です。但し、繰り返し吐いたり、吐いた後もぐったりしているようなときは胃腸や神経の病気の可能性がありますので、早めにご相談ください。
小児予防接種
当クリニックで行えるこどもの予防接種は以下の通りです。そのほかのワクチンも個別に承ります。
お電話(044-223-6300)でご予約を承ります。
- ヒブワクチン
- 小児肺炎球菌
- 1歳未満のB型肝炎
- 4種混合ワクチン(DPT-IPV)
- 麻疹風疹(MR)
- 水痘
- 日本脳炎
- ジフテリア・破傷風(DT)2期
- ロタウィルス
- BCG